【重要】『同一労働同一賃金』について
こんにちは♬ととです🍀
4月に入り新年度がはじまりました🌸
4月は新しい門出の時期。入学や進級、就職、引っ越しなどで新生活を始める人がたくさんいます。
毎年さまざまな制度も4月に導入されています。
さて、『同一労働同一賃金』という言葉を聞いたことがありますか❓
昨年(2020年)4月に大企業では開始されている制度で、この4月から中小企業(※日本企業の99.7%を占める)にも適用されています。
『同一労働同一賃金』とは、「正規雇用労働者」と「非正規労働者」との不合理な待遇格差を解消するための雇用制度のことです。
ライフスタイルに合わせて非正規雇用を選択して働く人、正規雇用を望んでもやむなく非正規雇用を選択して働く人とさまざまな労働者がいます。
今や、非正規雇用労働者は働く人全体の約4割を占めているんです。しかしながら、賃金は正社員の約7割にとどまっているそうです。
『同一労働同一賃金』この制度によって現在非正規雇用で働く、特にパートやアルバイトに影響が出るようになり、給料が上がるかもしれません。
「非正規雇用労働者」とは、どういった人を指すのか?
“正社員や無期雇用のフルタイム労働者“を「正規雇用労働者」、“有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者“を「非正規雇用労働者」といいます。
『同一労働同一賃金』とは、どのような制度なのか?
「正規雇用労働者」と「非正規雇用労働者」、両者が同じ仕事内容をしているのであれば雇用形態に関わらず同じ待遇をすべきだというものです。
発生する賃金・待遇として、「基本給」、「ボーナス」、通勤手当や皆勤手当などの各種「手当」、「福利厚生」があります。
簡単にいうと、これらの待遇について格差をなくそう!ということになります。
パートやアルバイトはどれだけ働いても「時給制」で、「ボーナス」や「手当」「福利厚生」などなくて当たり前だった世の中が、良きも悪きも少しずつ変わろうとしています。
確かに、全く同じ仕事をしている労働者同士の「給料」や「手当」など待遇が違うって変ですよね?!
ボーナスも社内規定次第でもらえるかも?!これは企業が自由に定めることができるため、勤める企業によって異なるとは思いますが、もらえるなら本当に嬉しいですね😆✨
※『同一労働同一賃金』は企業側が直接雇用している労働者に限るので、派遣社員は含まれていないので注意が必要です。
※無期限のフルタイム労働者も『同一労働同一賃金』制度から外れてしまうため、自身の雇用形態を確認しておきましょう。
問題は、『同一労働同一賃金』が進んでおらず、中小企業全体で制度が完了しているのは4分の1程度にとどまっているんです。
大きな理由としてはコロナ禍でも業績悪化して余裕がない。
・・・ということは、現在でも社員と同じだけ働いていても今までと対応が変わらない?!
全てはコロナ次第…コロナが収束すれば進展するのでしょうか。。。
私の個人的意見としては何か起こった場合の責任は、最終的に正社員が取ることになると思うので…そうしないと相手側も納得しませんよね…なんだかな〜っと思う部分もあります🤣
待遇が同じであれば、今後正社員が減りアルバイトが増える可能性が出てきそうだな、とも思います。
そう思う一方、待遇が改善されたパートやアルバイトの方は給与がアップしたり、社員と同等の扱いを受けるようになったら嬉しいですよね😄
子育て世代でパートに行っている方については、空いた時間で自分へのご褒美にデザートを買ったりと、何かしら自分へ奉仕もできるようになりそうですね🍰💕
『同一労働同一賃金』について、詳しい内容は厚生労働省のホームページでガイドラインを確認したり、不明な点は各都道府県の労働局に問い合わせくださいね👩🏻💼